2024年7月4日木曜日

労働教育における学校外連携〜ノンエリート若年女性の場合

第49回労働教育研究会

日時:2024年7月20日(土) 10:30〜12:00
報告:杉田真衣さん(東京都立大学)
場所 かながわLプラザ9階会議室 & zoom

家庭から学校 または学校から地域、社会へとうまくつながらない子どもたちが年々増えています。外国につながる生徒たち、ヤングケアラー、発達に障害があると言われた生徒たち。中には自分を語る言葉を失い、沈黙の淵に入り込んでしまった生徒たちもいます。定時制・通信制、一部の高校にそうした子どもたちが数多く在籍しています。学校を離れていくそうした生徒たちを見送るごとに敗北感のようなものを感じている教職員もいます。果たして、学校教育が子どもたちに何を与えられたのでしょうか。私たちのできることはなんでしょうか。高卒ノンエリート女性の12年間を追いかけてこられた杉田先生とともに考えましょう。

1 非正規雇用で働くに至った女性たち

2 彼女たちの労働の経験

3 「長く生きていたくない」

4 悩みがあっても相談しない

5 「負担をかけたくない」

6 学校が子ども・若者から奪っていること

7 学校で紡がれた人間関係のその後

8 学校で何ができるか

参考文献:杉田 真衣 (著)『高卒女性の12年 不安定な労働、ゆるやかなつながり』大月書店、2008年


2024年3月14日木曜日

労働教育における学校外連携の実践と課題

第48回労働教育研究会

日時:2024年3月9日(土)15:00~14:30
場所:zoom
報告:
内海正次さん(かながわ労働センター)                           主催:労働教育研究会、明治大学労働教育メディア研究センター、法政大学フェアレイバー研究所

かながわ労働センターにおける若者向けの出前労働講座は、1998年ごろから職業技術校で徐々に実現し、2008年前後からは県立高校でも協力する高校が増えてきます。その後、若者向け労働教育として、高校、大学、専門学校、県職業技術(訓練)校、若者サポートステーションなどを対象に積極的に展開してきました。
報告者は、これまでの経験から以下の5つの課題を指摘しました。


1 講師役の力量(教育技法)問題
2 学校側との連携不足
3 組織的・継続的な授業計画としての組み込みなどの働きかけの不調
4 先生方を対象とした労働講座の実施
5 関心・問題意識のある先生方との連携