2022年11月1日火曜日

アマゾン配達員の組合づくり

第42回労働教育研究会

日時:2022年10月11日(火)15:00~16:00
場所:zoom
報告:平井康太弁護士(東京法律事務所) 
主催:労働教育研究会、明治大学労働教育メディア研究センター、法政大学フェアレイバー研究所

20226月、ネット通販大手「アマゾンジャパン」の2次下請けの運送会社と業務委託契約を結んで働く配達員たちが、横須賀市で労働組合を結成した。配達員たちは自らの裁量で仕事ができる「業務委託」として下請け会社と契約している。しかし実際には、アマゾンが導入するアプリが指定する配送ルートを求められ、倉庫への出勤時間を指示されるという。

組合結成のきっかけは、配送する荷物の急増により長時間労働になったことだった。同年9月には長崎市でも組合が結成されて全国的な展開となっている。組合結成前からの担当弁護士に、彼らの労働の実態について聞いた。

1 配送の契約関係

2 結成に至る経緯

3 組合の要求とは